
昨年から続くKATOの普通夜行客車シリーズ(?)は、自分のレイアウトでは長編成が組めないことから「山陰」・「からまつ」の購入はスルーしていましたが、第3弾の「はやたま」は編成の増結・切り離しでレイアウト内でもそれなりに楽しめると思い、同時発売のEF58・DD13と合わせて購入してしまいました。
レイアウト製作や他の車両弄りなどやりたいことが沢山ある中、はやたま編成の入線整備を集中的に行う時間が取れないのですが、とりあえず今回は2両(オハフ33・ナハフ10)のカプラー交換を行います。

夜行鈍行「はやたま」8両セットは、まずは4両の座席車はベースとして組成され、その前後に寝台車や荷物車などが増結され8両のフル編成で走らせる形をなりますが、先に4両の座席車の弄りを優先して入線整備を進めることにしました。
まずはその前に、車両セットの各車両を簡単に見てみました。

フル編成で1両目に連結されるスユニ61です。
今回のセットでは唯一茶塗装で、フル編成時のアクセントとなっています。
連結器は両端ともアーノルドカプラーで、KATOナックル(機関車連結側はマグネティックナックル)に交換予定。

2両目・3両目のオハフです。
オハ35系客車の入線は初めてですが、切妻の61系・43系とは異なる丸っこい妻面のデザインが素敵です。
連結器は、2両のうち和歌山市行となるオハフ33-112が両端ともアーノルドカプラーであるのに対して、ベースの編成に組み込まれるオハフ7は片面がアーノルド、もう片面がKATOカプラーN_JPAとなっています。
フル編成時、この2両は異なる向きで連結されるのがおもしろいです。

4両目のオハ46-508です。
この編成中で唯一のスハ43系列の客車となります。
アルミ窓仕様で、両端の連結器はKATOカプラーN_JPAです。

5両目・6両目は10系客車(座席車)のナハ10-50とナハフ10-14です。
カプラーはナハフ10の編成端側がアーノルドカプラーで、他はKATO-カプラーN_JPです。
KATO-カプラーN_JPAは、単体だと見た目が非常によろしくないので正直あまり好きではありません。
しかしながら、連結状態だと連結面にジャンパ管の表現が入ってそれなりにリアルな上、KATOナックルカプラーと連結可能とのこと(試したことはありません)なので、敢えてKATOナックルカプラーに交換しようかどうか迷っています。

7両目・8両目は10系列の寝台車、オハネ12-67とオハネフ12-55です。
カプラーはオハネフ12の編成端側がアーノルドカプラーで、他はKATO-カプラーN_JPです。

オハフ33-7の片面、アーノルドカプラーの交換を行います。
こちら側は、機関車との連結の他にスユニ61などとの連結・切り離し作業も行うため、KATOマグネティックナックルカプラーを装備します。

カプラー交換側の台車をはずしました。

台車マウントの連結器をKATOマグネティックカプラーに交換しました。

カプラーポケットの蓋を取り付けました。

台車を取り付けて、とりあえず完了。
見た目が良くなりました。

続いて、ナハフ10-14カプラー交換側の台車をはずしました。

オハフ33と同様の作業を行い、ナハフ10のカプラーへの交換が完了しました。

レイアウト走行中の自動解放不具合防止対策として、カプラー交換した2両をレールの上で連結させ、軽く手で前後に揺らしてカプラーの強度を確認。
しかしながら、簡単に解放されてしまい強度が足りないことが判明、両車のカプラーのスプリングのチェックや付け直しなどの調整を行い、何とか連結時の強度が確保できるレベルになりました。

オハフ33をDF50と連結し、自動解放のチェックを実施。
こちらも調整に多少手間取りましたが、自動解放できるようになりました。

ナハフ10も調整をして自動解放できるようになりました。

とりあえず、この2両のカプラー交換が完了。
このあとが、この2両を含む中間4両座席車の室内灯取り付けを行ってローカル列車としてレイアウトで走らせてみようかと思っています。



