KATOのEF56(2023年再生ロット)は、非牽引側の客車(10系客車)側と合わせる形で、アーノルドカプラーのままレイアウトで走らせていました。
しかしながら、先日基本編成の両端に連結されるナハフ10とオハネフ12のナックルカプラー化を実施したことから、今回EF56のカプラー交換を行いました。
なお、デッキ付の機関車であることから、トミックスの電動ポイント通過時を考慮し、マグネティックナックルカプラーは本機では搭載しないこととしました。(マグネティックナックルカプラーの解放ピンが複雑な電動ポイントの凸部分に接触して脱線の原因となる…)
カプラー交換作業を行う前の様子です。
カプラー交換用のCSナックルカプラーは、製品付属品となっているので、素直にこれを使います。
カプラーの交換方法は付属の説明書に記載されていますので、それを参考にしました。
とりあえず車体をひっくり返して、先台車の軸部分をピンセットで押したところ、先台車がは外れました。
車体側の軸部分にはスプリングが残っていますが、これを無くさないように注意しました。
先台車の様子です。
ひっくり返すと、こんな感じでした。
カプラー受けと、前側(カプラー側)の車輪を外しました。
アーノルドカプラーとスプリングを外し、ナックルの向きに注意しながら付属のCSナックルカプラーを取り付け、スプリングを元のとおりに設置しました。
カプラー側の車輪を取り付けて、カプラー受けを元のように取り付けました。
裏返っていた先台車を元に戻した様子です。
この段階で、カプラーの向きが間違っていないか確認するために、ホキと先台車を連結してみました。
問題ありません。
ひっくり返ったままのEF56に先台車を取り付けました。
これで片側の交換作業が完了。
ナックルカプラーに換装した側の様子。
少しカッコ良くなりました。
同様に反対側のカプラーも交換しました。
両側のカプラー交換が完了した様子です。
余談ですが、鉄製の塗料皿をEF56に近づけたところ、機関車の磁力に塗料皿が引っ張られて、写真のようにくっついてしまいました。
KATOのコアレスモーターは磁力が強すぎることで有名ですが、まさかここまでとは思っていませんでした。
恐るべしコアレスモーター。
交換した両側のカプラーの向きが間違えていないか、念のためにそれぞれホキ2200と連結させて確認しました。
EF56のナックルカプラー化作業完了しました。
レイアウト部屋の非冷房のため、暑さが落ち着くまでレイアウト製作や模型の走行は控えています。
EF56も10系客車(5両の基本編成)もナックルカプラー化が完了し少し見栄えも良くなたので、早くレイアウトで走らせたいところです。
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