品番:10-229
キハ82系は、特急「はつかり」で運用されていたキハ81系の改良型で、1961年10月の白紙ダイヤ改正でデビュー、函館~旭川間の特急「おおぞら」・大阪~上野・青森間の特急「白鳥」・京都~松江間の特急「まつかぜ」など、全国多くの非電化路線を走る特急列車で運用されるようになりました。
なお、本形式の登場以降、キハ81系・キハ82系を総称してキハ80系と呼ばれるようになりました。
貫通型先頭車・食堂車の動力搭載
キハ81系での運用を踏まえ・キハ82系では様々な点で改良・仕様変更がおこなわれましたが、そのうち大きな変更点としては、先頭車の形状変更(貫通型化)と食堂車への動力搭載が挙げらえれます。
先頭車が貫通型となった理由としては、キハ82形を中間車として使用できること、及び2列車以上を併結する「多層建て列車」の計画もあったためでキハ81形ではボンネット内にあった発電機を床下に収め、売店も廃止して客室の拡大が図られました。
キハ81系では食堂車が水タンクと発電用機関を床下に搭載した関係で付随車となりました、編成全体での出力付属が問題となったことから、キハ82系では走行用機関が2基搭載し、水タンクは室内設置に変更されました。
KATO/2005年ロット
Nゲージでは、2005年にフルリニューアルされたKATO製を所有しています。
特急「おおぞら」のフル編成を組める12両を購入しましたが、現在はレイアウトでしか走らせておらず、動力車も1両しかないため、単品で購入した6両が休車中、基本セット6両のみで走らせています。
↑ キハ82ー106
↑ キロ80-54
↑ キシ80-34
↑ キハ80ー136(模型では動力車)
↑ キハ80ー70
↑ キハ82ー66
↑ キハ82ー106 前面の様子
↑ キハ82ー106 運転席付近の側面の様子
↑ キロ80 乗降用扉付近の様子。
↑ キシ80 調理場付近の様子
↑ ボディマウントのKATOカプラー密自連形により、車両間が短く実感的になっています。
↑ 屋根上クーラーの様子
↑ キハ80 床下の動力の様子
↑ 台車の様子
↑ キハ80-66 運転台付近の様子