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【Nゲージ】10系客車

概要

10系客車は国鉄で初の軽量構造が採用された客車で、1955年に試作車が登場、翌1956年から量産化が開始されました。

従来の車両に比べて格段の車体軽量化が実現したその技術は、輸送力増強や車両性能の向上に著しい効果を上げ、後に登場する電車・気動車を含めた国鉄旅客車の設計に大きな影響を与えました。

車体軽量化の実現にあたっては、従来の鉄道車両では土台となる「台枠」に強度の相当部分を負担させていたのに対して、10系客車では車体全体で衝撃を分担負担する「セミ・モノコック構造(準張殻構造)」が採用されました。

一方で、運用上は客車1両単位で既存形式車との混結を前提とされていたため、自動空気ブレーキ・車軸駆動式の発電装置・並型自動連結器・蒸気暖房などは従来のものが踏襲されました。

10系客車は、通常の(3等)座席車の他、2等(グリーン)座席車や寝台車・食堂車なども導入され、優等列車での多く使用されました。

ナハ10

1955年に登場した10系客車の基本形式で、試作車8両・量産車114両が製造されました。

後に電機暖房化されたものは従来の番号に2000が付与され2000番台となっていますが、これは本系列の他の形式でも同様です。

ナハ10 50

品番:10-1881

KATOはやたま編成のフル編成時5両目に連結される普通座席車。

連結器は両側ともKATOカプラーNJPを装備(購入時のまま)。

↑ 側面真ん中の様子。 

はやたま編成のため、「名古屋⇔天王寺」サボが表現されています。 

↑ 両端の連結器はKATOカプラーNJPを装備

ナハ11

1957年に登場した三等座席車でナハ10の改良型、102両製造されました。

室内灯が白熱灯から蛍光灯化され、客用扉が鋼製2枚折戸から開閉窓付の鋼製1枚開戸に変更されました。

ナハ11-2027

品番:5067

20年以上前に購入したKATO単品。

両端の連結器をKATOナックルカプラーに換装。

↑ 妻面の様子

↑ 側面の様子

ナハフ10

ナハ10に対する緩急車で1956年に登場、48両が製造されました。

ナハフ10 14

KATOはやたま編成のフル編成時6両目に連結され、寝台車が切りはなされた場合は最後尾となります。

連結器は名古屋側がKATOカプラーNJP、天王寺側がKATOマグネティックナックルカプラーを装備。

↑ 側面真ん中の様子。 

はやたま編成のため、「名古屋⇔天王寺」サボが表現されています。 

↑ 天王寺側車端部の様子。

上り「はやたま」の運用では、新宮以東(名古屋方面)では寝台車が切り離され、こちらが最後尾となります。

そのため連結器はマグネティックナックルカプラーが装備されています。

ナハフ11

ナハ11に対する緩急車で1957年に登場、30両が製造されました。

ナハフ11-2019

品番:5068

20年以上前に購入したKATO単品。

編成端で機関車と連結する側(尾灯が点灯する側)の連結器はKATOマグネティックナックルカプラー、反対側はKATOナックルカプラーをそれぞれ装備しています。

↑ 側面の様子です。

↑ 編成端の妻面の様子です。

オロネ10

ナロネ21形をべースに開発された二等寝台車で1959年に登場、床下に冷房装置とディーゼル用発電機を搭載し自重が増加したため「オ」級となりました。

TR60形空気ばね台車を装着していました。

オロネ10 2048

品番:5063

20年以上前に購入したKATO単品。

両端の連結器をKATOナックルカプラーに換装。

↑ オロネ10 側面の様子 その1

↑ オロネ10 側面の様子 その2

オハネ12

三等寝台車のナハネ11の冷房改造車で、自重が増大したためオハネ12形となりました。

オハネ12-36

品番:5061

20年以上前に購入したKATO単品。

両端の連結器をKATOナックルカプラーに換装。

↑ オハネ12ー36 側面の様子

↑ オハネ12ー36 台車の様子

オハネ12-67

品番:10-1881

KATOはやたま編成のフル編成時7両目に連結されるB寝台車。

片側にKATOマグネティックナックルカプラー、その反対側にKATOカプラーNJPを装備。

↑ 片側(実車だと名古屋側)の連結器としてKATOマグネティックナックルカプラーを装備

↑ 反対側(実車だと天王寺側)の連結器はKATOカプラーNJP(購入時のまま)。

スハネ16

元は二等寝台車のオハネ16形で、冷房化改造の際に重量が増大したため「スハネ16」に形式変更されました。

その際、台車は軽量なTR23から乗り心地が改善されたTR47に変更されました。

スハネ16-2112

品番:5060

20年以上前に購入したKATO単品。

両側ともKATOナックルカプラーを装備

↑ 屋根の上の様子

↑ 側面の様子

オハネフ12

元はナハネ10形の改造により緩急車化されたナハネフ10形で、冷房化改造による重量増化に伴い「オハネフ12」に形式変更されました。

オハネフ12 55

品番:10-1881

KATOはやたま編成のフル編成時8両目に連結されるB寝台車。

名古屋側にKATOマグネティックナックルカプラー、天王寺側にKATOカプラーNJPを装備。

↑ 名古屋側の連結器はKATOマグネティックナックルカプラーを装備

↑ 天王寺側の連結器はKATOマグネティックナックルカプラーを装備

オハネフ12-2100

品番:5062

20年以上前に購入したKATO単品。

編成端で機関車と連結する側(尾灯が点灯する側)の連結器はKATOマグネティックナックルカプラー、反対側はKATOナックルカプラーをそれぞれ装備しています。

↑ 編成端となる側にはKATOマグネティックナックルカプラーを装備

↑ 側面の様子 その1

↑ 側面の様子 その2

↑ 編成中間の連結器はKATOナックルカプラーを装備

オシ17

オシ17は1956年に登場した食堂車で、車幅が拡大したことから日本の食堂車としては初の全テーブル4人掛けとなりました。

オシ17-2018

品番:5065

20年以上前に購入したKATO単品。

製品化された車番は「2018」となっていますが、実車は1972年に発生した北陸トンネル火災事故の出火元となった番号。

何故KATOがこの番号で製品化したのかは不明です。

↑ 側面の様子 その1

↑ 側面の様子 その2