キハユニ15 はキハユニ16(登場時はキハユニ44100)に続き1956年に登場、既存車の改造により 19両が増備されました。
3扉車からの改造となったため、各扉を荷物室用扉・郵便室用扉・客室用扉と割り振り、荷物室と郵便室の分室化が図られ、キハユニ16(2扉車からの改造)よりもそれぞれの荷重拡大が図られました。
このうち、キハユニ15-2 は、キハ44000型(称号改正後がキハ09 )1次型からの改造で、1958年1月に小倉工場で改造が実施されました。種車のキハ09-2 は、80系電車0番台とほぼ同じ、ウィンドシル・ヘッダ付き1段上昇窓の湘南スタイルで、外観の改造は最小限に留められたため、その特徴ある湘南スタイルをそのまま継承していました。
種車は電気式の試作車でしたが、キハユニへの改造の際に液体式に変更されています。
キハユニ15-2 は、人吉機関区に配属され、そのまま晩年まで転属のないまま運用され、 1975年8月に廃車となりました。
鉄道コレクションでは第22弾で製品化されたものを購入、Nゲージ化(トレーラー)を行い、前後の連結器はボディマウントのTNカプラーに交換しています。
しかしながら、レイアウト上ではTOMIXのディーゼルカー(キハ10系・キハ40系)など併結して走行すると脱線してしまうため、実車ではあり得ませんが鉄コレの小湊200型などと併結して走らせています。(このパターンだと何故か脱線しないです。)
↑ キハユニ15ー2
↑ 前面は80系電車などと同様の湘南顔です。
↑ 側面の様子 その1
↑ 側面の様子 その2
↑ 側面の様子 その3
↑ 屋根上の様子
↑ 台車の様子
↑ 車体中央床下の様子
↑ 前面の連結器はボディマウントタイプのTNカプラーに換装。
↑ 側面(妻面)の様子。
こちらも連結器はボディマウントタイプのTNカプラーも換装済。